2022.07.05

外壁塗装の訪問営業がしつこい!帰らない!断り方のコツと注意点は?

外壁塗装業者の中には、訪問販売を行うところもあります。
もちろん優良業者も多いのですが、中には「営業活動がしつこい」「なかなか帰ってもらえない…」など、問題のある業者に当たってしまう可能性も。

こんなときには、どのように対応するべきなのでしょうか?
トラブルに巻き込まれないためのコツや心構えを紹介します。

 

 

どれだけしつこくてもその場で契約するのはNG

外壁塗装は、家の性能を守るために必要なメンテナンス工事です。
とはいえ、一般の方にとって、「いつがメンテナンス工事に最適なタイミングなのか?」はわかりにくいポイントの一つ

なんとなく「そろそろなのかも…」と思っていたところに、タイミングよく訪問営業がやってきたら、その場ですぐに契約したくなるかもしれません。
またもちろん、しつこい営業活動に耐えかねて、しぶしぶ契約してしまうようなケースもあるでしょう。

 

しかしそもそも外壁塗装とは、突然自宅を訪問されて、その場ですぐに契約を結ぶようなものではありません。

 

・本当に今外壁塗装が必要なのか?

・塗装以外に補修が必要になる部分はあるのか?

・どういった塗料を選択するのか?

・スケジュールはどのように調整するのか?

 

これらのポイントを明らかにした上で契約を結ぶ必要があり、業者側にとっても顧客側にとっても、即断即決できるような内容ではないからです。

営業スタッフの対応がどれだけ良くても、「本日だけの大幅値引き」を提案されても、訪問販売されてその場ですぐに契約するのは、やめましょう。
訪問販売をきっかけに、その業者に興味を抱いた場合でも、「いったんお引き取りいただいた上で、あらためて検討し、納得した上で契約」という形を取ればOKです。

 

 

断る際の3原則

「その場ですぐに契約するのはNGと言われても…しつこい営業が帰ってくれない!」というケースもあるでしょう。

このような場合に、頭に入れておきたい3原則を紹介します。

 

「契約しない」旨をはっきりと告げる

まず重要なのは、「契約しない」「自分には必要ない」という点を、しっかりはっきりと、相手に伝えることです。
相手の機嫌を損ねるのでは…と遠慮する必要はありません。悪徳業者は、その遠慮の気持ちにつけこんできます。

また、以下のような言葉は誤解を生みかねないので注意してください。

 

・結構です

・間に合っています

・わかりました、もういいです

・お金がありませんので…

・よくわからないので…

 

「結構です」「間に合っています」などの表現は、やんわりとした表現で、「必要」「必要ない」のどちらにも受け取れる言葉です。また、断る際に理由をつけると、「だったら○○という方法がありますよ!」と、さらに隙を見せてしまうことに。

理由も流れを読む必要もありませんから、「営業されている」と気付いた瞬間に「契約しません」と伝えてください

 

相手のペースに巻き込まれない

訪問営業のスタッフは、契約してもらうために、自分のペースで話を進めていこうとします。気付いたときにはしっかりと話を聞かせられ、断りづらい雰囲気になっているケースもありますから、相手のペースに巻き込まれないよう注意してください。

 

・質問には答えない

・相手の話を途中で遮って「契約しません」と伝える

 

とにかく、相手の話に反応しないことがコツになります。

 

相手の嫌がる対応をする

訪問販売と気付かないまま、すでにある程度対応してしまった場合には、相手の嫌がる行動を意識して行うのもおすすめです。

 

・身分証明書を撮影させてほしいと頼む

・相手の職業や家族に関する細かな質問をする

・外壁塗装の工程や塗料の種類など、突っ込んだ質問をする

・消費生活センターに連絡する

・警察に連絡する

 

どれも悪徳業者が嫌がる行動ばかりです。
相手が激高したり、その態度に不安を感じたりした場合には、遠慮なく地域の警察に連絡しましょう。

 

 

そもそも相手にしないのが一番

ここまで、断るためのコツや心構えをお伝えしてきましたが、「そもそも何かを断るのが苦手で…」という方も一定数いるのではないでしょうか?相手の心に寄り添える優しい性格は、誇るべき美点です。
ただ、そこに付け入ろうとする悪徳業者も少なくないというのが現実です。

 

だからこそ大切なのは、「自分は断るのが苦手」という特性を理解した上で、そうした状況を回避することです。
突然やってきた人を、安易に招き入れるのはやめましょう。玄関ドアを開けないのが一番です。

 

もちろん、業者側もそうした事情を理解していて、「なんとか自分の立場を明らかにしないまま、ドアを開けてもらおう」と画策します。
「地域の方々に有益な情報を…」「御挨拶だけでもさせていただきたいので…」など、よくわからないことを言われたときには、「営業ですか?」とはっきり問いかけてみてください。
営業ならば、その時点で相手にする必要はありませんし、来訪の目的をはっきり伝えられない場合も、やはり相手にする必要はありません。

 

万が一、すでに詐欺業者と契約してしまった場合も、相手と直接話し合う必要はありません。
クーリングオフの手続きで、一方的に契約解除を申し出ればOKです。

 

外壁塗装は「自分で選ぶ」のがベスト

訪問販売の外壁塗装業者の中にも、もちろん優良業者はあります。
しかし、よく知らない相手と突然契約を結ぶことに、一定のリスクがあるのも事実です。

 

外壁塗装は、自分で選んだ業者に依頼するのが一番です。
ツジ建装をはじめ、現地での事前調査や見積もり作成に無料で対応している外壁塗装業者は数多くあります。
もちろん、見積もり作成後に、その場ですぐに契約を迫られるようなこともありません。
大切な家を守るための外壁塗装だからこそ、納得いく業者に依頼しましょう。

 

ツジ建装 オフィシャルサイト