2022.07.08

外壁塗装で多いトラブル事例とは? 4つの事例から予防法・対処法を学ぼう

外壁塗装でトラブルを避けるためには、事前に「どういったトラブルが多いのか?」を知っておくのがおすすめです。
よくあるトラブルと、その予防法や対処法について解説します。
最後まで満足できる外壁塗装を行うために、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

トラブル事例①「外壁塗装作業が原因で損害を被った」

外壁塗装は、足場を組み、外壁を洗浄し、下地や塗料を塗っていきます。
全部で10日~2週間程度かかるケースが一般的ですが、その途中でさまざまなトラブルが発生する可能性があります。

 

・高圧洗浄の水が室内にまで侵入した

・外壁以外の部分に塗料が飛んできた

 

外壁塗装の前には、高圧洗浄でしっかりと汚れを落としておくことが重要です。
水の勢いが非常に強く、室内にまで侵入してしまう可能性も。

施主側の注意点としては、窓の施錠はしっかりと行っておきましょう。高圧洗浄の日程について、事前に打ち合わせしておくと安心ですね。


また施主側が気を付けていても、業者側のミスで水漏れが発生してしまうケースもあります。
この場合、水が漏れ出したあとを見つけたら、すぐに施工業者に相談してください。
適切な対処をお願いしましょう。

 

 

トラブル事例②「完成後のイメージが違った」

外壁塗装は、住宅の雰囲気をがらりと変える機会でもあります。
各種サンプルを見ながら、理想の色を決定しますが、「実際に塗ってみたら理想と違っていた」というケースは多いものです。
この場合、やり直しには追加料金が発生します。
また、すぐに対応してもらえるとは限らない点にも注意が必要です。

 

こちらのトラブルが発生する理由は、主に2つです。

 

・サンプルから全体をイメージできていなかった

・色の特性について、正しい知識を身に付けていなかった

 

外壁塗装の色決めでは、塗料メーカーや施工業者が用意したサンプルをもとに、最終的なカラーを決定します。
しかし、サンプルはあくまでもサンプルであり、限られた面積から全体をイメージするのは難しいもの。そのギャップが、仕上がり時のトラブルにつながりがちです。

また、色の見え方は、周辺環境や塗装面積によって違ってきます。
塗装面積が広くなれば、色味は薄く見えますし、屋内と屋外では色の雰囲気はがらりと変わるでしょう。

 

こちらのトラブルを避けるためには、限られたサンプルから、いかに全体をイメージできるかが鍵となります。

 

・サンプルは外に持ち出して見え方を確認する

・できるだけ面積の大きなサンプルを用意してもらう

・カラーシミュレーションを活用する

 

こうした対策を採るのが効果的ですから、ぜひ実践してみてください。

またもっともイメージがわきやすいのは、「実際に施工した家」をチェックする方法です。
塗料選びで悩んだときには、過去の施工事例の中に、同じ塗料を使ったお宅がなかったかどうか確認してみてください。施工事例の写真を見れば、自分のイメージに近いカラーがどれなのか、決めやすくなります。

 

 

トラブル事例③「お金に関して揉めた」

外壁塗装には数十万円~のお金がかかります。

お金に関する揉め事も発生しがちなので、十分に注意してください。

 

・見積もりに関する説明が不十分だった

・途中で、十分な説明をされないまま追加費用が発生していた

・訪問販売業者にクーリングオフを申し出たところ、違約金を請求された

 

お金に関する揉め事は、最終的に法的な解決策を取らざるを得ない可能性もあるでしょう。
そうならないために、最初から金銭面に関して明瞭で、信頼できる業者に依頼することが大切です。
見積書を受け取ったら、不明な点がないよう、徹底的に確認してください。

どんな小さな疑問にもきちんと対応してくれるかどうかで、施工業者の質も見えてきます。

 

・見積もりからさらに追加費用が発生する可能性があるのか?

・その場合、どのようなケースが当てはまるのか?

・具体的にどの段階で相談してもらえるのか?

 

このように、先々まで見据えて事前に質問しておけば、お金に関するトラブルを防ぎやすくなります。

 

 

トラブル事例④「施工後1年以内の剥がれ・色褪せ」

こちらは、施工中や施工直後ではなく、一定期間経過してから発覚するトラブルです。
施工後1年以内に塗装剥がれや色褪せ、チョーキング減少が気になり始めた場合、施工不良が疑われます。施工業者側のミスですから、状態を一緒に確認した上で、塗り直しを依頼しましょう。

せっかくの塗装が1年ももたないとしたら、施主としては大問題です。こうしたトラブルを避けるためには、塗装業者に、ひとつひとつの工程を丁寧にこなしてもらう必要があります。

 

・塗装品質に対して、良い評価が目立つ業者を選ぶ

・塗装後の保証が充実している業者を選び

・ひとつひとつの工程を、写真付きで完了報告してくれる業者を選ぶ

 

これらの工夫で、トラブルを避けられる可能性が高まるでしょう。
中でもおすすめなのは、保証が充実している業者を選ぶことです。
万が一の際の保証を充実させられるのは、それだけ施工品質に自信があるからだと考えられます。

 

トラブルを避けるためにも業者選びは慎重に

屋根塗装や外壁塗装に対して、「どの業者に依頼しても、品質に大差ないのでは?」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、顧客対応や施工品質を疎かにする業者にあたってしまうと、今回紹介したようなトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるでしょう。

外壁塗装に関するトラブル事例は、決して少なくありません。
満足いく工事をするためにも、ぜひ業者選びの段階からこだわってみてください。

 

愛知県で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にツジ建装にお問い合わせください。
相談・事前調査・見積もりはすべて無料なので、安心してお任せください。
お客様に寄り添い、よりよい住まいづくりのお手伝いをさせていただきます。

 

 

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