2022.07.05

日本で人気の塗料メーカー10選!代表的な商品と魅力を解説

外壁塗装で使われる塗料には、さまざまな種類が存在しています。大切なのは、自身のニーズに合った塗料を、自分で納得して選ぶことです。
今回は日本の代表的な塗料メーカーとそれぞれの人気塗料をご紹介します。ぜひ外壁塗装を検討する際のヒントとして活用してみてください。

 

日本ペイント

日本ペイントは、日本の代表的な塗料メーカーの一つです。
日本だけではなく世界でも活躍しており、塗料メーカーとしてのランキングは世界4位。いわゆる老舗メーカーで、これまでに数多くの人気商品を誕生させています。

代表的な商品は「パーフェクトトップ」です。ラジカル制御型の塗料の一種で、耐用年数は約12年~16年。光沢の種類が豊富という特徴があります。

 

関西ペイント

関西ペイントも、老舗塗料メーカーの一つです。
建築用塗料のほかにも、防食用や自動車補修用、工業用に船舶用と、幅広い分野の塗料を扱っています。

そんな関西ペイントを代表する塗料といえば、「アレスダイナミックトップ」でしょう。日本ペイントのパーフェクトトップと同じく、こちらもラジカル制御型塗料に当たります。

 

35色の標準色の中から好みのものを選択可能。

 

また価格は少し高めですが、耐用年数が約15年と長いため、コストパフォーマンスに優れた塗料と言えるでしょう。

 

アステックペイント

こちらは、2000年に設立された日本の塗料メーカーです。
もともとはオーストラリアの塗料メーカー「Astec Paints Australasia」の商品を輸入する代理店として誕生しましたが、その後は独自製品の開発に注力。現在では、人気塗料メーカーの一つに成長しています。

 

そんなアステックペイントの代表商品は、「低汚染リファイン」でしょう。汚れが付着しづらく、また雨で汚れを洗い落とせる機能が人気です。無機成分が配合された高級塗料で、耐用年数も約20~24年と非常に長くなっています。

 

ロックペイント

ラッカー性塗料をはじめ、多種多様な塗料を扱うロックペイント。
特に建築用塗料や車両用の塗料に関しては、国内でトップクラスの人気を誇ると言って良いでしょう。

一般住宅向けの外壁用塗料としては、「シャネツロック」「ハイパーユメロック」の評判が良いです。シャネツロックは夏の外気熱を防ぎ、冬の温かい空気を逃さない効果が期待できます。ハイパーユメロックは、ラジカル制御技術と低汚染技術を用いた、注目の塗料です。

 

エスケー化研

エスケー化研は、建築塗料界で非常に高いシェアを占めているメーカーです。
耐火断熱材を扱う事業や、各種化成品や省エネ型建材等の製造・販売事業を営む企業としても知られています。

 

エスケー化研の塗料で特に人気が高いのは、「プレミアムシリコン」です。ラジカル制御型塗料の一種で、耐用年数は14年~16年ほど。同じラジカル制御型のパーフェクトトップやアレスダイナミックトップよりも価格が安く、導入しやすいというメリットがあります。

 

AGCコーテック

AGCコーテックは、さまざまな分野のフッ素樹脂塗料を手掛ける企業です。
外壁用の塗料においても、フッ素樹脂塗料ならAGCコーテックの商品を検討する方が多くいます。テレビコマーシャルの影響もあり、知名度の高い塗料メーカーと言えるでしょう。

 

代表的な塗料は「ルミステージ」で、AGC開発の素材を使っています。その品質の高さが特徴的なフッ素樹脂塗料で、耐用年数は15年~20年以上。一般的なシリコン塗料の、約2倍も長持ちします。
ただし一定の品質をキープするため、施工できるのはAGC認定の「メイクupショップ」加盟塗装店のみです。

 

日進産業

塗料メーカーの中では、比較的歴史が浅http://日進産業い部類に入る日進産業。断熱塗料で一躍有名になったメーカーです。

 

代表的な塗料は、やはり「GAINA(ガイナ)」でしょう。JAXA開発の新断熱技術の応用によって、「塗るだけで断熱できる」塗料を実現。画期的なアイデアで話題になりました。耐用年数は約15年で、色数も52色と豊富です。

導入コストは高いですが、断熱塗料としての導入実績はナンバーワンと言って良いでしょう。

 

プレマテックス

1999年に設立されたプレマテックスも、塗料メーカーとしては新しい企業です。歴史は浅いものの、無機塗料を扱うメーカーとしては、確かな実績を有しています。

 

代表的な塗料は「タテイル2」が挙げられるでしょう。期待耐用年数は、なんと30年程度です。
高級塗料ではありますが、「できるだけ塗り替えの手間を省きたい」という方に人気です。

 

菊水化学工業

菊水化学工業は、建築仕上げ材のほか、建築材料や機械器具も扱っている会社です。
その特徴は、なんといっても色味の種類が豊富なこと。オリジナルカラーは1,200色もそろっており、好みのカラーを見つけられます。

 

そんな菊水化学工業の代表商品は「ケツロナイン」です。結露が発生するメカニズムに着目し、もとから予防できる画期的な商品となっています。

 

ピアレックス・テクノロジーズ

ピアレックス・テクノロジーズは、光触媒コーティングを得意とするメーカーです。

世界初の特許技術を用いた高機能塗料で、外壁の美しさを保ってくれます。

 

代表商品は「ピュアコート」シリーズです。フッ素系アイオノマーに光触媒を組み合わせ、汚れが付着しづらい、付着しても落ちやすい環境を作り出してくれます。

 

塗料の個性にも注目して後悔のない選択を

外壁塗装に使われる塗料には、メーカーや商品によってさまざまな個性があります。

どの塗料を選ぶのがベストなのかは、

 

・外壁塗装に何を求めるのか?

・予算はどの程度を考えているのか?

・耐用年数はどの程度を希望するか?

 

といった点で違ってくるでしょう。

各メーカーの特徴や主力商品にも注目しながら、自分にとってもっとも良い塗料を選択してみてくださいね。

 

 

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